明日は試験日

話は変わるが、明日はいよいよ税理士試験(簿記論・財務諸表論)である。1年間の努力の成果がわずか2時間ずつの試験で試されることになる。直近の過去問での演習結果では、簿記論はコンスタントに(TACによる)ボーダーラインを10点程度超えており、よほど手痛いミスをしない限りは合格すると確信しているが、財務諸表論は理論が足を引っ張り、ボーダーライン上にいる。取り敢えずは、ラストスパートで暗記の精度を高めており、これで5点程度の嵩上げを図ってボーダーラインを突破すべく奮闘している。結果は明日以降に。

喫煙

私の現在のオフィスは千代田区にある。千代田区といえば、全国で初めて路上喫煙に罰金を課したことで有名である。当初は係員ともめている姿も見かけたが、最近は喫煙者自体を見かけず(吸殻も落ちていない)、一定の効果は認められるようだ。
ちなみに、私のオフィスが入居するビルは全面禁煙(大阪にいたときのオフィスもそうだった)で、喫煙者はそれなりに肩身が狭いようだ(私は喫煙者ではない)。
しかし、昔から納得のいかないことがある。現在、喫煙者に対しては、別棟にあるタコ部屋が喫煙スペースとして提供されており、時折そこに駆け込む人達を見かける。しかし、この人達が大抵は2〜30分は帰ってこないのだ(もっと長い人も結構いる)。本人達は、「情報交換」だの「打ち合わせ」だのと称しているが、非喫煙者から見れば単なる「さぼり」である。
そもそも、なぜ非喫煙者には与えられない業務時間中の「喫煙行為による休憩時間」が合法的に与えられているのかが理解できない。本来は、日中の喫煙行為すら我慢できないニコチン中毒患者に対する救済措置として与えられている便宜的措置にもかかわらず、それをさも当然のように捉えている喫煙者の麻痺した感覚に腹が立つ。
これは、何も私の会社に特有の問題ではないらしく、どこの会社でも喫煙者が喫煙スペースに「打ち合わせ」と称して入り込み、長時間帰ってこないという現象が散見されるようだ。健康増進法の施行とかそういう問題ではなく、一社会人としてのモラルが問われているということを自覚して欲しいものだ。

FinePix S6000fd

今日、ネットのニュースで気になるものを見つけた。富士フィルムが新発売するデジカメ「FinePix S6000fd」である。
S9000の流れを汲む広角28mmからの10.7倍ズームレンズと、(F30と同じものと思われる)ISO3200対応の超高感度「1/1.7型スーパーCCDハニカムVI HR」を搭載した一眼レフ型のデジカメだ。
我が家は、既に5年以上Finepix6900Zを使い続けており、急ぐ必要はないが、良いデジカメが発売されれば買い換えるということも検討可能かなと思っていた。ポイントは、広角と望遠に対応したズームレンズと、ある程度大型のレンズ、そして小さ過ぎないCCDだ。特に、スナップ程度なら、携帯のカメラの性能が向上している中ではそれである程度は事足りる。最近の画素数競争ばかりしているコンパクトデジカメは、所詮レンズの解像度とCCDの小ささで、保存用の写真を撮るのには向かない。かといって、一眼レフ型デジカメまでは必要性を感じないので、6900Zの後継となりうる機種の存在を待っていた。
その点、このS6000fdは(コンシューマー機としては)大型のCCD、広角から望遠まで対応したレンズ、高感度に定評のあるスーパーハニカムCCD搭載と、ニーズをほぼ充足している。実際に購入するかは分からないが、評判等をチェックしていきたい。

G'zOne W42CA

2年半にわたり使い続けたINFOBAR。ストレートの秀逸なデザインが気に入り、ナンバーポータビリティ導入を待ち切れずに、5年超のDoCoMoとの契約を破棄してまで乗り換えた愛機だが、さすがに経年劣化は否めず、不具合が頻発するようになった。特に深刻なのが、ポケットに入れておくといつの間にか電源が落ちていたり、メールを作成している最中に突然画面が真っ白になって作成していたメールが消えてしまうトラブル。電池も持たなくなってきたし、そろそろ買い替え時かと思っていた。
そんな中、以前かなり購入を迷ったがWIN対応でないことを理由に見送ったG'zOneのWIN版(W42CA)が発売されることを知ってから、かなりの興味を持ってきた。そして、6/30の発売直後の反応を見て、問題なさそうだと判断して7/6に購入。2週間ほど経過して使い勝手も分かってきた。
先ず、素直に2年半の携帯の進化に驚く。2年半前でもINFOBARは最先端の機能を搭載した携帯ではなかったが、それでも一通りの機能は備えていた。当時はそれで十分だと思ってたし、今でも先端的な機能の大半は不要だろう。しかし、やはり高機能なのは無条件でいいことではある。
そもそも、G'zOneの防水機能が欲しいのは、子供をプールに連れて行った時などにも気軽に写真を撮れるデジカメ代わりに使いたいというニーズが強い。そのために、防水のOptioを購入するのはナンセンスだし。その意味では、200万画素クラスながら内蔵カメラの性能にはかなり満足。AFが遅いという難点はあるが、かなりきれいに撮影できる。QVGAサイズのムービーの画質も満足できるレベル。このサイズは3GPP2仕様のファイルなので、Quicktime形式に変換してDVDに保存することも可能かも知れない。そうなれば、旅行の際のちょっとした撮影程度ならDVを持ち歩かなくても良くなるという期待もできる。
他の機能では、辞書機能が便利だ。実用レベルには十分な語彙を有している。また、ストップウォッチ機能も便利。タイマーの時間が自由に設定できないのは不満だけど。
ただし、乗換で不満が一つ。愛用していたミスタードリラーボスコニアンを提供していたナムコのサイトが1ダウンロードいくらという形式から月額の会費制に変更されていたことだ。はっきり言って、毎月315円も払う気は全くない。1ダウンロード525円でもいいから、定額制に戻して欲しい。G'zOneとは関係ない不満だけど。

ディーゼルしんちゃん

torimori2006-07-14

少し前の話になるが、今年のル・マン24時間耐久レースで、ディーゼルエンジンを搭載したアウディディーゼルエンジンとして初優勝した(アウディ自体の優勝は3年連続・6度目)。ディーゼルエンジンといえば、馬力はあるがスピードが出ないというイメージが定着しているが、もはやスピードにおいてもガソリンエンジンと同等の域にまで達していることが、世界最高峰のレースの一つで証明された訳だ。
元々、日本と違ってヨーロッパではディーゼル比率が高い(5割位のはず)。高級車とされるメルセデス(社名の最後にDが付くアレ)をはじめ、各メーカーともディーゼルエンジンを主力としてラインナップしている。環境対応エンジンとしては、ハイブリッド車ではなく、ディーゼルエンジン車が最有力とされている。
しかし、日本車はどうかというと、かつては主要な車種にディーゼルエンジン車がラインナップされていたものの、現在は壊滅状態だ。確かに、かつてのディーゼル車は排気ガスが黒かったし、うるさい割には遅かった(馬力はあるので市街地の走行上は何の問題もない)ので、ユーザーの評価が低かったのも仕方がない。しかし、「コモンレール方式」という新型エンジンの登場以来、元来の長所である炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)が大幅に少ないことに加えて、欠点だったスス(PM、粒子状物質)や窒素酸化物(NOx)の発生が大幅に抑えられるようになり、ガソリンエンジンよりはるかに環境に優しいエンジンになった。
にも関わらず、相変わらずディーゼルエンジンの存在は無視されたままだ。もちろん、旧来型のエンジンを搭載したトラックが多数走っていることもあるだろうが、一番大きいのは、やはり我らが都知事・慎ちゃんこと石原慎太郎氏の、ペットボトルに入ったススを振り回し、更には撒き散らした「あのパフォーマンス」だろう。これが、銀行税で世論を味方に付けた慎ちゃんのパフォーマンス第2弾だったのだが、意外と世間の関心は低く、あまり賛意も得られなかったせいか急速にトーンダウン。しかし、結局都内へのディーゼル車の都内乗り入れを規制するなどの一連の施策だけは導入された(こういうのを、自分だけ良ければよしという「身勝手」という)。
このパフォーマンス以来、そもそもディーゼル車のメリットを冷静に語ること自体がタブー化されているような印象すらある。しかし、冷静に考えれば、今こそ新型のディーゼルエンジンを搭載した車の導入を積極的に推進すべきではないだろうか。日本では、ハイブリッド車が環境対応型自動車の切り札のように言われているが、世界的には(コスト面も含めて)必ずしもそうではないということを消費者がもっと知るべきではないだろうか?
それにしても、慎ちゃんって各所で老害を撒き散らしてるよなあ(まるで、自分で撒いたススみたいに)。この人が、未だに芥川賞の選考委員をやっていることも不思議だ。彼の書いた選評を読むと、本当、こいつの尊大さに腹が立ってくる。文壇という閉鎖された社会の中だけならいいけど、社会に対する影響の大きい政治の世界では一日も早くリタイヤして欲しいと心から願っている。

京都の食材

このところ、晩御飯は仕事帰りにスーパーの弁当とお惣菜を購入することが多い。お気に入りは、サンロードの三浦屋。8時過ぎの閉店間際に行くと、運が良ければ弁当やお惣菜が半額になっており、500円もあればお弁当+お惣菜でヘルシーな晩御飯がゲットできる。三浦屋が売り切れの時はそのままサンロードを直進し、西友で弁当を買って帰ることになるが、西友はなかなか半額まで下がっている商品は少ないので、やや割高になる。
そんな中、京都の食材はどのくらいこちらのスーパーで買えるのかと思って色々と見てみると、やはりこのご時勢、結構色々と買えるようだ。
先ず、三浦屋では京野菜が色々と売っていた。みず菜は以前から売っていたが、万願寺とうがらしなども売っている。さすがに、鹿ケ谷かぼちゃなんかは売ってなかったが。野菜以外では、半兵衛麩も売っていた。最近の京都ブームの恩恵だろうか?
残念ながら三浦屋では鱧は売っていなかった。骨切りが難しいからだろうか。しかし、意外なことに西友で鱧を売っていた。鱧落としのパックが498円、ただし(当然ながら)中国産である。国産ものは残念ながら今のところ手に入れる術は見つかっていない。
しかし、ちょっといない間に吉祥寺も食品スーパーが増えた。あちらこちらにある。これらを見て回れば、どこかには売っているかも知れない、と今後に期待。

麺屋武蔵 虎洞(吉祥寺)

昨日、吉祥寺の駅から帰る途中に天文館があったところ(ロンロンの中程の出口を伊勢丹方面に向かってしばらく行った辺り)を通ると、いつの間にか天文館がなくなっていた。吉祥寺のラーメン屋としては老舗の方だったと思うが、閉店したようだ。代わりに、「麺屋武蔵 虎洞」なるラーメン屋になっていた。
正直、麺屋武蔵にはあまり良い印象はない。あの馬鹿馬鹿しいまでの行列に辟易としながら、「一度は食べてみよう」と思って新宿店に1時間ほど並んで食べ、大したことのない味にがっかりした記憶が非常に強いからだ。そんな訳で、同系列の店はさくっとパスしようと思ったが、意外と空いていたので「一度は食べてみよう」と思い直して入ってみることにした。
事前に食券を購入する仕組みで、味玉塩ラーメン(830円)をチョイス。最初から値段の高さにやや気持ちが萎えるのを感じつつ、カウンターに。ガリ入りと抜きがあるようだが、余計なものは入れない主義なので抜きでオーダー。先客が3人程おり、彼らの分を出してから麺を茹で始める。結構茹で時間が長く、空いているにも関わらず結構待たされた。
運ばれてきたラーメンは、塩にしてはかなり色の濃いスープに、やけに太目の平打ち麺が入ったもの。その上にトッピングとして肉うどんに入っているような豚バラ肉の煮込んだものが乗っている(あと味玉も)。
先ずは、スープを一口。麺屋武蔵と共通の魚系のダシを感じるスープだが、武蔵よりもしっかりとした味があり、その点はプラス評価。武蔵のスープは何か茫洋とした感じで特徴がないが、こちらはやや濃い目の味で差別化を図っているようだ。
続いて、麺を口に運ぶ。こちらは、見た目通りと言うか何と言うか、一言で言うと「硬い」。コシがあるというのとは違う、単に「硬い」のだ。瞬時に二郎の麺を思い出した(私は全く二郎を評価していない、念のため)。口当たりが悪く、何かラーメンを食べているというよりは、(トッピングのバラ肉と相俟って)煮込み料理の中に入っている硬いものを食べているような気になってくる。
正直、太麺で濃い目のスープを過度に絡ませずに食べさせるというのはアリだと思うが、いかんせん麺が硬すぎる。コンセプト倒れに終わっている店だと思う。
○超個人的評価(各項目5点満点)
  ・味…2.5点(全体は悪くないが、硬すぎる麺が全てを台無しにしている)
  ・雰囲気…3点(カウンターだけだが、やや狭い)
  ・値段…3点(ちょっと高いでしょ)
  ・総合評価…3点(二度と行くかとまでは思わないが、もう一度行きたいとも思わない店)