ブログ再開など

3月の話だが、はてなダイアリーをずっと更新しておらず、もう更新する気もなかったのだが、はてなダイアリーが終了してはてなブログに移行するというお知らせが来た。

最後の投稿を見ると、2006年の渡辺対佐藤の竜王戦! 懐かしいというか何というか…。みっくんは今では将棋連盟会長で、あれだけ強かった羽生さんが無冠の九段に。途中に藤井フィーバーがあったりして、12年の時代の流れを感じることしきり…。

今さらとも思ったが、3月にデジカメを買い換えて最近オールドレンズにはまっていることもあり、色々と情報収集していると、意外とブログの個人情報が役に立つことを再発見する一方、自分が知りたいピンポイント情報がなかったりして、一見無駄な情報でも誰かの役に立つこともあるかなー、なんて思い直したりした。

結果、最近購入したOM-D E-M10 Mark IIだったり、色々買い集めているオールドレンズだったり、カメラ(というかむしろレンズ)ネタを中心に再びブログを再開してみようと思い立った。誰も読まないかも知れないが、誰か一人でもピンポイントに役立てばいいかな~、くらいの緩さで取り敢えずやってみよう。

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OM-D E-M10 Mark II

という訳で、最近購入したマイカメラ。これに色々なレンズを取り付けたり、ジャンクレンズを購入してきて色々試したり、そんなことを書き記していこうかなと。

竜王戦終了

もう一昨日の話になってしまったが、竜王戦第7局は先手を引いた渡辺竜王が勝ち、藤井元竜王以来の竜王3連覇を達成した。佐藤棋聖を応援していた私としては不本意な部分もあるが、結果は結果。若き竜王の勝利は祝福したい。
それにしても、今回の竜王戦は渡辺竜王の隙のない指し回しが印象に残った。内容的には、第3、5局はいずれも佐藤棋聖の勝ちでおかしくない内容だったが、時間をうまく余して、終盤に羽生3冠ばりの巧妙な手渡しを見せ、時間に追われた佐藤棋聖にやや疑問手が出るという展開だった。この辺り、棋聖の対局過多の影響もあるのかも知れないが、ちょっと不満の残るところだ。
しかし、振り返って渡辺竜王は、負けたとはいえ第2局で大きく成長したのではないだろうか。竜王自身、ブログで「ミスもありましたがこれだけ終盤に変化が多い将棋は経験がなく棋士人生最高の熱戦と言っても過言ではない一局でした」と振り返っており、この1局が彼を本物に脱皮させたような気がする。それ程、これ以前と以後では指し回しが違っているように感じた。
また、どうも第6局終了時には関係者に佐藤棋聖の△3二金を批判していたようだが、これまた自身のブログで、
「2手目△3二金の連投には驚きましたが4手目△4一玉を見て佐藤棋聖が△3二金にこだわった理由が分かりました。この手がいい手でした。しかし4手目にして早くも新手とは将棋にはまだまだ可能性があるんですね」
と振り返られている通り、棋聖の探求心に何らかの感銘を受けたことを窺わせた。正直、これまで渡辺竜王はあまり好きではなかったが、この素直な感想に彼に対する好感を抱いた。
何れにしても、棋聖の2冠はならず。まだ、丸山九段との王将戦プレーオフ、深浦八段との棋王戦挑戦者決定戦が残されており、2冠以上の可能性はあるが、非常に残念だった(しかし、ほとんどのタイトル挑戦に絡む佐藤棋聖って一体…)。しかし、30代後半になっても進化している佐藤棋聖は、近い将来必ず今以上の最強の姿を見せてくれると信じている。今はそれに向けた助走期間ではないだろうか(助走期間でこれだけ強かったらそれで十分という気もするが…)。

竜王戦第6局

突然だが、私は佐藤棋聖の大ファンである。あの研究将棋を否定するような力戦模様に持ち込む棋風が大好きである。
昨年の羽生−佐藤21番勝負も、(結果はファンとしては不満であるが)非常に堪能した。特に、王位戦第2局の△1二飛(2ch的にはニート飛車)の構想とか、王座戦第2局の△4三飛〜△2五歩〜△2三飛と進めて羽生王座に▲2七歩と謝らせた構想とか、誰も考えないような序盤構想は最高である。
今期に入ってからも、タイトル奪取こそなっていないものの、引き続き好調を維持。現在、渡辺竜王とのタイトル戦の真っ最中である。
しかし、流石に対局過多がたたったか、ここに来て調子を落としていることは明白。王将戦リーグの2連敗で丸山九段とのプレーオフとなったことに加えて、棋王戦も準決勝で深浦八段に負けてしまった。その合間にも、竜王戦を戦いつつも日本シリーズで郷田九段を下して優勝していることを考えれば、(羽生を除けば)十分驚異的な戦績と言えなくもないのだが、ファンとしてはやはり勝ち続けて欲しいのが心情である。
そんな中、2連勝から3連敗で迎えた竜王戦第6局。後手・佐藤棋聖の作戦は2手目△3二金であった。先手に振り飛車を催促するこの一手に対して渡辺竜王も珍しく中飛車に。封じ手の場面では折角の佐藤棋聖の作戦も失敗かと思ったが、2日目の途中から明確に大差となり、結局双方1時間以上余しての投了で佐藤棋聖の勝ち。将棋世界で、△3二金型は悪手ではないと断言していた通り、後手作戦勝ちとなった。
ここのところ、佐藤棋聖としては悪い流れで来ていたが、個人的な財務諸表論合格という出来事にかこつけて、第6局からの逆襲を信じていた私としては大満足。後は、竜王奪取、棋王・王将挑戦者決定という最高の結果を待つだけとなった。対局過多で作戦を立てるのも大変(どころか体調管理も大変)だとは思うが、ここを踏ん張り所として、2冠、いや4冠目指して頑張って欲しい。

書類整理

昨日の日記に書いた通り、財務諸表論に合格したので、少し書類を整理した。問題集や参考書、会計人コースや税経セミナーのスクラップなど。勿論、簿記論との関係もあるので全部不用になる訳ではないが、合格した結果として不用となるのは気持ちがいい。この調子で、また書類を整理したいものだと思った。まあ、その前にしっかりと勉強して合格しないといけないけど。

財務諸表論合格!

合格通知

何と、3ヵ月半振りの更新である。あまり気が乗らず、更新しないうちにこんなに日が経ってしまった。
今日、税理士試験の結果通知が届いた。結果は、簿記論…不合格(A)、財務諸表論…合格で、かろうじて1科目の合格を果たした。
試験後の解答速報で、簿記論は第2問で大きなミスをしたことが分かっており、合格は無理だと思っていたので、結果については予想通り。2年続けての成績Aでの不合格は、あと少しで合格なのにというジレンマはあるものの、来年こそはミスさえしなければ合格できるという確信もあるので、実力維持に努めるのみである。
財務諸表論の合格については、ギリギリかなと思っていただけに正直うれしい。解答速報では、第2問と第3問はボーダーライン。第1問は十分できた手ごたえを感じていたが、何分理論問題の採点基準が今一つ分からないので、どう採点されるか次第だと思っていた。結果から言えば、手ごたえは間違っていなかったということだろう。
それにしても、財表の理論暗記から開放されるのは大きい。これで、今年税法1科目を追加受験できる。今回は、比較的負担の軽い固定資産税で行こうと思っているので、理論暗記も早速スタートしないと。ここのところ、ちょっとやる気レスだったので、またモチベーションが上がってくるのを感じる。今度こそは2科目合格を果たすべく、残る期間を頑張っていきたい。

聖地・甲子園の虚構

夏の甲子園は、延長再試合の末、早実の初優勝で幕を閉じた。早実の斎藤投手は4連投・計42イニングを一人で投げ抜いて甲子園優勝投手の栄冠を手にした。敗れたとは言え、前人未到の3連覇目前まで迫った駒大苫小牧も、十分賞賛に値する活躍だった。
しかし、個人的にはどうしても甲子園は好きになれない。勿論、野球は30年以上のファンだが、いつの頃からか高校野球は見なくなった。理由は簡単、あの選手(特に投手)酷使がいつまで経っても改まらないからだ。今回の斎藤投手の4連投は言うに及ばず、相手の田中投手だって(最初の3回程度は控え投手が投げていたが)3連投だ。プロの抑え・中継ぎ投手ですら、連投が続くと疲労の蓄積を懸念されるのに、先発・完投の投手が何連投もして良い訳がない。しかし、現実は甲子園の仕組上、一人で投げ抜くには(くじ運次第では)ベスト16から4連投を余儀なくされる。今回の斎藤投手のように、引分け再試合でもあれば更に増える可能性だってある。もっとも、斎藤投手は選抜でも連投していたから、もう慣れっこかもしれないけど。そうだとしたら、悲しすぎる現実だろう。
勿論、出場している選手は当然勝ちたいから、無理をしてでも投げようとするだろう。しかし、それを抑制するためのルールを設定するのが、大会主催者の高野連の務めではないだろうか。そもそも、全ての試合を甲子園球場だけでやること自体に無理がある。もっと、複数の球場で分散させて試合をすれば、大会日程を短縮できて休養日を設けることだってできるはずだ。真夏の炎天下で試合をする必要だってなくなるだろう。高校サッカーだって、国立競技場で全試合やったりはしない。何故、高校野球だけが、全試合甲子園でやらなければならないのだろう。それが、球児たちの憧れであることは理解できる。だからと言って、選手を潰しかねない運営が正当化される理由にはならないだろう。
特に、野球のように、特定の選手(ピッチャー)に過大な負担が集中するスポーツでは、他の競技以上にその点をケアしないといけないのに、現実はどうだろうか。何年か前に、高野連が連投を抑制する動きを見せたことがあり、遅ればせながらやっと改善に向かったか、と思ったのもつかの間、あっという間に勝利優先の方針の下、忘れられつつある。現実が、部活の枠を超えて商業化している以上、自主規制に頼るのではなく、一定以上の連投ははっきり禁止すべきだ。それでも、試合日程に余裕を持たせれば、かつての伊野商業の渡辺(智)投手のように突然現れる新星だって登場する余地は残されるだろう(もっとも、彼も西武に入ってからは怪我で大成しなかったけど)。
とにかく、甲子園優勝投手に大成した選手はほとんどいない(最近では、桑田、松坂くらいではないか)という何度も指摘されている現実を、今回の早実の優勝で忘れてしまうことなく、関係者は強く意識すべきだ。後の怪我に泣いた多数の選手のことを、皆ほとんど覚えていないだろう。高校生が人生のピークだった(それ以前に怪我に泣く選手だって沢山いる)という才能豊かな若者を大量生産する甲子園という虚構が、一日も早く改善されることを毎年この時期に願っている。

G'zOne W42CA(耐水レポート)

一昨日の大雨も明け、昨日は夏らしい日だった。子供も退屈しているので、プールに出かけることに。
毎年のことだが、お盆の東京は道路が非常に空いている。いつもこれくらいだったら住みやすいのに…ってつくづく思う。プールは、帰省しない人達でそれなりに混んでいたが、人をかき分けないと泳げないという程ではないので、普段に比べたらこれでも空いているのだろう。
元々、ストレート型でスリムな携帯が好きな私が、敢えてゴツくて厚いG'zOneを購入した理由が、子供とプールに行ったときなどに使える防水デジカメとしての役割にあったから、ここで使わなければとフル活用。最初はやや遠慮がちに濡らす程度だったが、(当然ながら)水に濡れても全く支障ないことに慣れてくると、徐々に大胆に使うようになっていった。水着のポケットに入れたまま流れるプールで泳いで、何分間か水の中に沈めていても、スライダーを降りてくる子供を撮影するために水しぶきがかかっても、全然問題ない。但し、明るい日中に液晶画面に水滴が付着すると何が写っているのかが非常に見にくい。まあ、これは液晶の特質として仕方ないけれど、フィルターを貼ることで改善しないかな〜とちょっと考えた。
それ以上に、実際に使ってみて分かったのだが、防水のメリットは非常に大きい。子供がスライダーから水に入る瞬間などを撮影すると、水しぶきがこちらに飛んでくる様子がばっちりと写り、臨場感満点。また、プールの中に沈めて撮影しても問題ないので、ビデオなども非常に面白い絵が撮れる(あまりやりすぎると盗撮と間違えられる危険性はあるが)。
やはりG'zOneに機種変更したのは間違っていなかった。カメラの画質も十分問題のないレベルだし、色々言われているMicroSDも512MBのものなら、音楽を入れなければデジカメ&ビデオ用としては十分な容量。これからも色々なシチュエーションで活躍してもらいたい。