G'zOne W42CA

2年半にわたり使い続けたINFOBAR。ストレートの秀逸なデザインが気に入り、ナンバーポータビリティ導入を待ち切れずに、5年超のDoCoMoとの契約を破棄してまで乗り換えた愛機だが、さすがに経年劣化は否めず、不具合が頻発するようになった。特に深刻なのが、ポケットに入れておくといつの間にか電源が落ちていたり、メールを作成している最中に突然画面が真っ白になって作成していたメールが消えてしまうトラブル。電池も持たなくなってきたし、そろそろ買い替え時かと思っていた。
そんな中、以前かなり購入を迷ったがWIN対応でないことを理由に見送ったG'zOneのWIN版(W42CA)が発売されることを知ってから、かなりの興味を持ってきた。そして、6/30の発売直後の反応を見て、問題なさそうだと判断して7/6に購入。2週間ほど経過して使い勝手も分かってきた。
先ず、素直に2年半の携帯の進化に驚く。2年半前でもINFOBARは最先端の機能を搭載した携帯ではなかったが、それでも一通りの機能は備えていた。当時はそれで十分だと思ってたし、今でも先端的な機能の大半は不要だろう。しかし、やはり高機能なのは無条件でいいことではある。
そもそも、G'zOneの防水機能が欲しいのは、子供をプールに連れて行った時などにも気軽に写真を撮れるデジカメ代わりに使いたいというニーズが強い。そのために、防水のOptioを購入するのはナンセンスだし。その意味では、200万画素クラスながら内蔵カメラの性能にはかなり満足。AFが遅いという難点はあるが、かなりきれいに撮影できる。QVGAサイズのムービーの画質も満足できるレベル。このサイズは3GPP2仕様のファイルなので、Quicktime形式に変換してDVDに保存することも可能かも知れない。そうなれば、旅行の際のちょっとした撮影程度ならDVを持ち歩かなくても良くなるという期待もできる。
他の機能では、辞書機能が便利だ。実用レベルには十分な語彙を有している。また、ストップウォッチ機能も便利。タイマーの時間が自由に設定できないのは不満だけど。
ただし、乗換で不満が一つ。愛用していたミスタードリラーボスコニアンを提供していたナムコのサイトが1ダウンロードいくらという形式から月額の会費制に変更されていたことだ。はっきり言って、毎月315円も払う気は全くない。1ダウンロード525円でもいいから、定額制に戻して欲しい。G'zOneとは関係ない不満だけど。