受験科目等についての逡巡

先日の日記にも書いた通り、昨年の税理士試験は2科目(簿記論、財務諸表論)とも不合格に終わってしまった。捲土重来を期して、今年は2科目ともの合格を目指しているが、既にある程度勉強の終わっている科目だけに、もう1科目受けたいという誘惑を押さえられずにいる。
宅建の試験明けから合格発表までは、一応合格していた時のために消費税法を勉強していたが、ボリュームの面でこの3科目はきつすぎると早々断念。もう少し負担が少ない科目の中から国税徴収法の受験を検討している。理由は、(1)計算がないので通勤時の勉強向き、(2)仕事(銀行員)との関連性が高い、など。
しかし、正直1科目も合格していない中で闇雲に受験科目数を増やすことに対する抵抗感もあり、未だに逡巡している状況だ。一応、基本テキストとした「図解 国税徴収法〈平成16年版〉」を読み込んでいるところだが、止めるなら早い方が良いかな〜とも思ったりしている。
迷っている理由ははっきりしている。不合格だった2科目のレベルに、まだ確たる自信がないのだ。それがあれば、今年は実力の維持だけで済む訳だから、新規科目に振り向ける余力も生まれるのだが… 迷っていても仕方がないから、不合格の理由と今の自分に不足しているものを冷静に分析した上で、結論を出したいと思う。
更に、もう一つ思い悩んでいることが。それは、別の資格試験受験についてである。昨年、片手間に宅建に合格したことは前に書いたとおりだが、その経験を踏まえて、今年も何か片手間に受験するかどうかを検討している。
当初は、比較的簡単で試験も11月上旬の行政書士に絞って検討していたのだが、ここに来て、あまり役に立たない行政書士よりも、役に立つ社会保険労務士の方が良いのではないかと考えるようになった。しかし、社労士の試験日は8月下旬と税理士試験と間がなく、且つ、難易度も(行書よりは)高い。無駄骨に終わらないかという懸念も残る… 悩みはつきない。それより、ちゃんと税理士の勉強しろ、という気もしないでもない…