ますたに

何か、いつも更新が飛び飛びになっており、ちょっと個人的にも反省。しかし、気軽に書くことがなければなかなか更新できないのも道理であり、気軽に書けるテーマとして、仕事で外出したときの昼飯ネタを書くことにした。これならストックがいっぱいあるし。但し、写真掲載は基本的になし。わざわざ店で料理の写真撮るのは個人的な趣味に合わないので。
トップバッターは何と言ってもやはり「ますたに」。家のそばでもあるし、半年間の単身生活の際は毎週のようにお世話になった。最近では、ラーメンにあまり理解のない家内も「ますたに」は評価しており、家族4人で食べに行くこともしばしばになった(2歳の長男もおいしそうに食べている)。
さて、ますたにと言えば、言わずと知れた京都ラーメン界の重鎮。ここで修行して開店した店の数も多いことは、本店に寄贈されている大きな鏡に「珍遊」や「錦林ラーメン」の金文字が入っていることからも伺われる。最近、滋賀県を中心に勢力拡大中の来来亭もここの修行組である。
いわゆる京都ラーメン(こってり醤油に背油が浮いており、九条ネギがのっているアレ)の本家であり、さすがの貫禄の味。こってりしているスープをわずかに感じる一味の辛さが引き締めて、非常に食べやすくしている。こってり系はあまり好きではない私でもスープ全部飲みが可能な味だ。更に、ご飯との相性が抜群に良い。個人的には「味噌汁的なラーメンスープ」と評価しており、私のデフォルト注文は「並+ライス」である。単身生活のときは行列のできる前(開店直後の午前10時台)に食べに行っていた。朝飯としても食べられる位、こってりしていながらしつこくないのだ。
敢えて難を言うなら、麺が平凡なことか。但し、これも全体のバランスが取れているように感じるのは面白いところ。もっと個性的な麺だと、互いが主張し過ぎて、かえっておいしくなくなるのかも。また、本店はご主人が全てを仕切っているため、注文のタイミングが取りにくいのは若干のマイナスポイントか。気にする程でもないけど…
最近、本店(白川通今出川西の疎水沿い)の近く(白川通今出川南西)に支店ができた。何もこんなに近くに出さなくても、と思うが、営業時間と定休日が異なっており、結構便利。本店にはない焼飯があるのもプラス材料。いつまでも変わらずに頑張って欲しい店である。
○超個人的評価(各項目5点満点)
  ・味…5点(上記の通り)
  ・雰囲気…4点(応対も丁寧で文句はないけど、まあラーメン屋だから快適ではないよね)
  ・値段…5点(最近やけに高いラーメン屋が多い中で、並600円は良心的)
  ・総合評価…5点(個人的には3指に入るラーメン屋です)