はつね(西荻窪)

週末に京都に帰っていたが、日曜日の夜に帰ってくるのはあわただしいので、月曜の午前を半休にして朝の新幹線で東京に戻ってきた。しかし、大荷物を抱えて出勤するのも何なので、一旦家に荷物を置きに戻ってから出勤した。
その際に、昼飯を食べてから行こうと思い、神明通り沿いに西荻窪まで歩いていった。途中、キッチンキャロットのそばのパスタの美味しかったイタリアン(名前忘れた)が閉店していたり、結構店が入れ替わっているのにショックを覚えつつ、一路駅そばの「はつね」に向かう。
ここは、昔ながらの素朴な東京ラーメンが食べられる店で、昔何回か行った。タンメンが美味しかったのもよく覚えている。老夫婦が切り盛りしていたが、今でも健在だろうか。などと考えつつ、到着。12時半ちょっと前で、空席は一つだけだったがすぐに入れた。
早速、タンメンを注文しつつよく見ると、店の人があの老夫婦ではなくなっている。もっと若い夫婦風の二人だ。老夫婦は引退して、息子夫婦に店を譲ったということだろうか、などと勝手に想像しつつしばらく待つと、タンメンが出来上がる。
早速食べ始めると、懐かしいあのシンプルな味わいが。決して特筆するほど美味ではないが、何となくまた食べたくなるような味わい。麺がもっちりしているのも、このシンプルな味には何となくマッチしている。時折、懐かしくなって行きたくなるような、そんなお店だ。人が変わっても、そんな店の感じが変わっていなくて良かった。
○超個人的評価(各項目5点満点)
  ・味…4.5点(ノスタルジックな味わい、シンプルさが命)
  ・雰囲気…4点(決して奇麗ではないが、手入れは行き届いている)
  ・値段…4点(ラーメン600円、タンメン700円、まあ普通)
  ・総合評価…4.5点(時々行ってまだあるか確認したくなるような、そんな感じのお店)