鯖寿司

昨日の話になるが、出勤前に朝食を採ろうとしたらご飯がなかった。
最近、朝早く家を出て、出勤前に喫茶店で計算問題を解くのを日課にしているので、そこでサンドイッチでも食べても良いのだが、パン食があまり好きではないので、出来れば家で米を食いたい。何かないかと冷蔵庫を見ると、昨日家内がスーパーで買ったと思われる鯖寿司の残り(3切れ)を発見。これを食べることにした。
冷蔵庫に入っていたのでやや硬くなっていたが、鯖も結構肉厚でまあまあのお味。これで580円ならお値打ちだろう。
思えば、京都に引っ越すまで鯖寿司なんて食べたことなかった。最近でこそ、若狭の焼き鯖寿司なんかが結構有名になったが、東京で鯖の寿司と言えばバッテラしか見かけない。あれは、鯖が薄過ぎて、正直あんまりおいしいと思ったことはない(もっとも、バッテラは元々大阪の押し寿司で、あんなに薄くないけれど…)。鯖寿司も同じようなものかと思っていたが、どこのかはもう忘れたけれど一度食べたらおいしかったので、それ以来結構食べている。
我が家の一番のお気に入りは、何と言っても花折の鯖寿司。ここのは鯖も肉厚でおいしいが、それ以上に酢飯の硬さが絶妙で、しっかりとしていつつも口の中で適度にほぐれる。葵橋東詰の京都本店では1本丸々でしか買えず、お値段も4,830円とやや高いが、Zest御池の支店では1/2のサイズも売っており、こちらで量的には十分。値段も2,625円と大分お手頃になる。
これ以外だと、白川通今出川の交差点のそばにある大岩の鯖寿司もたまに買う。ここのは、鯖の下に針生姜が入っているのがアクセントになっており、結構おいしい。
この他にも、いづうや錦市場伊豫又の鯖寿司も食べてみたいと思っているが、未だ果たせずにいる。やっぱり、スーパーの鯖寿司が分相応ってこと?