リナザウに物欲が…

torimori2005-05-02

最近、せっかく買ったsigmarionIIIに幻滅してきている。実用的なキーボードは実に魅力的なのだが、やはり筐体がPDAとしては大き過ぎ、ケースに入れるとかなりかさばる。持ち運びの観点からはかなりのマイナスである。しかし、それ以上に問題なのは対応ソフトの少なさ。PocketPCプラットホーム自体が下火なことも影響しているのか、良いソフトが見つからない。Palmも、途中からフリーな優良ソフトの減少傾向に歯止めがかからず、魅力を急速に減少させていったが、sigmarionIIIはその手前でストップしてしまっている。
そこに、私の中で急浮上してきたのがlinux対応のZaurus、いわゆる「リナザウ」である。以前から存在は認識していたものの、プラットホームとしての魅力を特に感じなかったことと、小型HDD搭載のSL-C3000が量販店で8万円前後の高値で販売されていることから、選択肢には全く入っていなかった。しかし、HDDレスのSL-C1000が実売5万円未満で販売開始され、価格的にも検討対象に入って来たことに加えて、linux採用によるフリーソフトの多さもPDA本来の魅力としてかなり私にアピールする。Macとの連携がPocketPCに比べれば容易なのも、sigmarionIIIVirtualPC経由の不便さを痛感している身としてはかなり魅力的。
価格コムの最安値店では4万円ちょっとで売られているが、延長保証を付けることを考えると、量販店で5万円弱でも15%のポイント還元があればそちらで買った方が良いような気もする。いずれにせよ、もう少し研究してからにしよう、後悔しないためにも…